浮気調査(不貞行為)の証拠って1回では駄目なの?
2026/01/26
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「不貞行為の証拠って1回では駄目なのですか?」
「浮気調査は3回証拠が必要って本当ですか?」
「浮気の証拠は複数回必要なのですよね?」
依頼者様からこの様な質問をよく受けますので、前にも書いたことはあると思いますが、再度解説させて頂きます。
結論から申し上げると、浮気(不貞行為)の証拠は複数回必要と言うのは本当です。
その理由は主に3つあります。
1.そもそも言い逃れをさせないためにとるのが証拠だから
そもそも証拠は言い逃れをさせないためにとるものですので、1回だけではなく複数回(2~3回)あったほうが良いと言えます。
浮気夫(妻)や相手の異性の多くは平気で嘘をつきます、言い逃れもしようとします、言い訳もします。逆ギレなんてあたりまえです。
加害者が、認めない以上、最終的には裁判で争うことになりますが、複数回の証拠があったほうが安全です。
私が探偵業を始めた当時(2009年)に弁護士の先生から聞いたお言葉を借りるなら、1回より2回、2回より3回あったおうが良いが、5回も10回も必要ということはないということです。
2.1回だけの不貞行為では離婚が認められない可能性が高い。
皆さんもご存知の通り、夫婦の双方が離婚に同意して、離婚届を提出すれば離婚は成立します。
しかし、浮気をされたあなたが、離婚をもう押し出ても、浮気夫(妻)が応じなければ、離婚調停を行い、それでも離婚できなければ、最終的に裁判で離婚を認めてもらうしか離婚する方法はありません。
ちなみに、1回だけの不貞行為で離婚を認めた裁判例は私が知る限りありません。
継続性がない不貞行為では離婚が認められないのです。
尚、裁判では、原則、過去の同じような事件の裁判例に習って判決をしていきます。
つまり、裁判所が1回しか不貞行為を認定してくれなかった場合、離婚が認められない可能性が極めて高いのです。
また、裁判では、証明責任と言って法的利益を求める側、つまり訴える側(原告)が、事実を証明しなければなりません。
つまり、不貞行為を理由に離婚裁判を起こしたあなたが不貞行為が継続的に行われていたことを証明しなければならないのです。
ちなみに、訴えられた側は、不貞行為がなかったことや継続的でなかったことを証明する必要はありません。
つまり、継続性が証明できないと離婚できないということです。
3.1回だけの不貞行為だと慰謝料が安い
たとえ1回でも不貞行為に変わりはありませんが、1回だけの不貞行為の場合、慰謝料が非常に安いです。
下手をすれば10万円20万円といったケースもある様です。
裁判では、私は知っている、私は見たでは通用しません。つまり、1回の書庫しかなく裁判所が1回の不貞行為を認定してくれなかった(継続性が無い)場合、慰謝料が安くなってしまうのです。
【注意事項】
ちなみに、探偵が浮気調査でとったものだけが証拠ではありません。
例えば、探偵がとった不貞の証拠が1回分しかなくても、スマートフォンやドライブレコーダーその他から自身で集めた証拠があれば、その証拠と探偵の証拠と合わせて継続性を証明することができます。
ただし
①自身で集めた証拠が不貞行為や不貞行為の継続性を証明するものになるのか専門家に確認することをお勧めします。
②離婚することが確実な場合は、自身で集めた証拠を出しても良いが、離婚しない可能性がある場合は、探偵の証拠だけ出して、スマートフォンやドライブレコーダーなどから自身で集めた証拠は出さないほうが良いと言えます。何故なら、出してしまうと再発したときに再度、そこから証拠や情報を収集することができなくなるからです。
【まとめ】
・言い逃れを許さない、離婚を認めてもらう、相当額の慰謝料を獲得するためには、複数回の証拠をとって継続性を証明することが必要。
・探偵がとったものだけが証拠ではないので、自身が集めた証拠を合わせて継続性を証明出来れば良い。
・離婚しない場合は再発を見据えて、次も自身で証拠や情報が収集できるように、探偵の証拠だけ出して自身で集めた証拠は出さない。
ご参考までに・・・。





















