「浮気夫(妻)を問い詰めてしまった」場合はどうする?
2023/07/09
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前回は、証拠がないままと居詰めるとどうなるか?ということについて書きました。
本日は
「証拠がない状態で、浮気夫(妻)を問い詰めてしまった」場合は、どうしたら良いか、解説します。
問い詰める以外に、自分達で調査をしてしまって、証拠が撮れなかった案件も同様です。
いや、それ以上かも・・・。
※問い詰めた案件、自分達で調査をしてしまった案件など、お客様がやらかしてしまった案件を併せて、以下「要注意案件」と言います。
言うまでもありませんが、要注意案件は、非常に証拠をお朝得にくい状態になっています。
もちろん、弊社は、要注意案件であろうが、そうでなかろうが、本気で調査をします。
本音を言えば、やらかしていない状態で受任したいですが・・・。
容易に想像はつくと思いますが、要注意案件の調査対象者は、ほとんどが極度に警戒しています。
また、当然、極度に警戒している対象者に対する尾行等の調査は非常に困難です。
前回書いたので詳しくは書きませんが、調査対象者の警戒や用心の仕方には、色々ありますが、主には
・全然会わなくなった
・会う回数が急に減った
・証拠や有用性のある情報になりそうなこと、痕跡などはすべて消しすようになった。残さなくなった。
・交通手段、行動パターン、行先などががらっと変わった
・嘘をついたり、裏をかいたりして密会日を特定されにくく対策するようになった。
・後ろや周囲を気にして尾行などに備えるようになった
・調査をされても証拠になりにくい行動をする様になった(ラブホテルには行かなくなったなど)
などなどです。
もちろん、別れてしまって全く会うことがないケース以外であれば、証拠を押さえる余地がないわけではありませんが、なるべく安く、なるべく早く証拠を押さえるたいというお考えには、無理がある事がほとんどです。
そして、これ以上警戒させてしまうと、調査をすること自体ができなくなってしまうこともあります。
もっとも、弊社に相談に来られた時点で、不可能な案件もありあしたが・・・。
まずは、今以上に警戒させない様にすることが必要です。
そして、浮気調査を行う場合は、お客様には、それなりの覚悟をもってご依頼して頂く必要があります。
具体的には以下の通りです。
警戒案件の多くは、調査対象者が、会う回数を減らす、今までと行動パターン変る等、密会日が特定されにくくなる様、対策をしています。
従って、通常の案件と比べて、密会日の特定が難しくなっています。
また、連続して調査をしたとしても密会日にあたらず、空振りが多くなることことが考えられます。
警戒案件の多くは、お客様が指定して調査を入れた日の多くに、密会が行われないのです。
当然ですが、どんんに腕の良い探偵でも、調査をご予約頂いた日に、密会が行わなわれなければ、証拠を撮ることはできません。
アタリの日が少なくなれば、当然、通常の案件より長期戦になってしまいます。
そうなると、必然的に予算も通常の案件より多く必要になってしまうのです。
尚、あまりにも会う頻度が低い様なら、しばらく待つという選択をした方が良い場合もあります。これは、これでリスクもありますが・・・。
この様な理由から、要注意案件の調査を、そうでない案件と同じ予算で収めるのは困難だと考えるのが自然です。
従って、要注意案件の調査では、いいところでやめなければいけない何てことにならない様、予算にある程度の余裕をもっておくことが必要です。
結論
・証拠がないまま問い詰めたり、自分達で調査まがいのことをした案件は調査がやりにくい
・調査をしても証拠がでないことがある(主に空振り)
・要注意案件の多くは、早く、安くはできないことが多いから予算に余裕をもってくことが必要
・別れてしまうなどしていたら証拠が出ない
・証拠がないまま問い詰めたり、自分達で調査まがいのことをするまえに依頼すべき
もっとも、要注意案件でも、拍子抜けするほど、あっさり証拠が撮れてしまったケースもありますが、それは例外だと思って頂いた方が無難です。
当然ですが、我々探偵も与えられた状況の中で最善を尽くしますので、最終的には、ほとんどのケースでは、証拠を押さえることができています。
しかし、要注意案件は、そうでない案件と同じ様に、すんなり終わらないないことが多いのも事実です。
問い詰めや自分達で調査して失敗した等、やらかしてしまったお客様ほど、探偵に対して、絶対に安くやって欲しい、どうしても早く証拠が欲しい、予算内で確実に証拠を撮って欲しいと、何度も理不尽な懇願してくる傾向にあります。
尚、懇願されなくても、最初から本気で調査をしていますので、懇願されてたところで結果はかわりませんから、何度も理不尽な懇願をすることは無用なプレッシャーをかけているだけということもご理解頂きたく思います。
やらかして要注意案件にしてしまってから、理不尽な懇願をするよりも、やらかす前にご依頼ください。
そして、やらかしてしまったお客様は、ある程度の覚悟をもって調査のご依頼頂く必要があることをご理解頂きたく思います。