浮気夫が、出張や社員旅行があると偽って、あるいは、その日数や時間を偽って、浮気相手の女性と不倫旅行や密会をするというケースがよくあります。

 

実はこれ、浮気夫が良く使う手口なのです。

 

余談になるかも知れませんが、この方法で不倫相手と外泊する浮気妻は少なく、浮気夫のほうが断然多いです。

 

ちなみに、浮気妻の場合は、女友達と旅行と偽るケースが目立ちます。

 

さて、浮気夫が、出張や社員旅行を口実に不倫相手と会う時間を作っていた、主な３つのパターンを紹介します。

 

①時間差を利用するケース

出張や社員旅行から帰ってくる時間を遅めに偽るケースです。

例えば、実際は、お昼過ぎには帰って来るのに、妻には、帰りが夜遅くなると伝えているのです。

そして、その浮かせた？数時間の間に、不倫相手と密会をするのです。

実際にあった調査の一例をあげますと、出張先から、お昼過ぎには戻ってきていた浮気夫が、駅で相手女性に車に拾われ、ラブホテルに数時間滞在してから、妻に伝えていた時間に、帰宅しました。

 

②日数を偽るケース

出張や社員旅行の期間を、実際より１日多く伝えているケースです。

例えば、１泊２日の出張や社員旅行を２泊３日と偽るのです。

実際には１泊なので、もう１泊は、浮気相手の女性とお泊りです。

前泊という例は少なく、多くは後泊、つまり出張や社員旅行の後に相手女性とどこかで一泊していたケースが目立ちます。

実際にあった調査の一例をあげますと、妻が出張から帰ると聞かされていた日の前日に、某空港で張り込みをしていると、浮気夫が現れました。

そして、その後、浮気夫は相手女性と会い、食事をして、女性が独り暮らしをしているアパートにに１泊して、翌日、何食わぬ顔で帰宅しました。

 

③架空の出張や社員旅行をでっちあげるケース

そもそも、本当は、出張や社員旅行なんて存在しなかったというケースです。

出張や社員旅行は全くの嘘で、不倫旅行に行っていたということです。。

実際にあった調査の一例をあげますと、２泊３日の出張はデタラメ、浮気相手の女性と、１泊目は観光地の旅館に宿泊して、翌日は、岐阜に戻ってきて、ラブホテルに宿泊していました。

架空の出張や社員旅行をでっちあげた浮気夫の中には、ご丁寧に、あるはずのない、出張や旅行の「工程表」を自分で作成して、それを妻に見せていた人いました。

 

ここで紹介したのは、ほんの一例ですが、実は、出張や社員旅行を口実にするケースは、よくあります。

 

では、上で紹介した事例の様な方々は、どうしてそんなにタイミング良く、調査を依頼することができたのでしょうか？

 

予め、浮気夫が嘘をついておることが分かっていたからです。

 

主には、以下の通りです。

 

・浮気夫のカバンの中を見たら、飛行機のチケットが入っていて、自分が聞かされていた日より、帰りのチケットが１日早い日付だった。

 

・夫のカバンの中を見たら、社員旅行の行程表が入っていて、2泊だと聞かされていたが、工程表は１泊だった。

 

・夫の財布の中かを見たら、新幹線の切符が入っていて、帰りの切符は、自分が聞かされていた帰宅時間よりずいぶん早い時間のものだった。

 

・夫のスマートフォンをこっそり見たら、LINEで相手女性とのやりとりがあり、夫が出張と言っていた日に、相手女性と旅行に行くことが分かっていた。

 

・夫のパソコンをみたら、ホテルの予約メールを見つけ、1人で出張のはずが、ホテルは２名で予約してあった。

 

・普段は、会社まで車で行き、社用車に乗り換えて出張に行く夫が、今回は自分のクルマを使わなければいけないと言いい、更に、どこの駅から乗っていくかということまで伝えてきた。依頼者様は本当に出張だと思っていたが、私は黒だと思うと伝え、調査をすることになった。

※夫が依頼者様に駅名を伝えたのは、出張の際には会社にあるはずの自分の車が無くても不自然では無い様にだと考えました。夫が、伝えてきた駅は、まわりにたくさんの駐車場がある駅だったので、車を探すのは困難で、それも夫には都合が良いことです。実際は、自分の車で不倫旅行に行っていました。

 

この様に、出張や社員旅行と偽った（日程含む）浮気夫の嘘の多くは、カバン、財布、スマホ、パソコン等から発覚して、その後、弊社に相談されて調査をすることになったという訳です。

 

この様に、出張や社員旅行が嘘だった場合、いまのところ１００％クロでしたので、状況によっては、積極的にその日を狙って調査をするが良いかも知れません。

 

ただし、不倫旅行は宿泊を伴うので、時間的に長くなり、費用もそれに応じて高くなってしまいます。

 

ですから、浮気夫（調査対象者）が、近くのラブホテルで頻繁に密会している場合や、ラブホテルでの密会日が予めわかる場合等は、ラブホテルを狙った方がよいかも知れません。

 

しかし、密会日が全く分からない、いつも相手女性の家で密会しいている（宿泊なし）といった場合は、出張や社員旅行が嘘だという情報がつかめれば、それ日を狙うのが良いと思います。

 

何故なら、空振りの可能性が極めて低いからです。

 

そして、旅館や観光ホテル等に一緒に宿泊した証拠は、ラブホテル滞在に並ぶくらい、強い不貞行為の証拠にるからです。