ラブホテルの証拠は、入るところ出るところどちらが大事?!
2023/06/30
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「ラブホテルに入るところの証拠と、ラブホテルから出るところの証拠はどっちが大事ですか!?」
お客様からよく聞かれる質問です。
どちらが大事ということではありません。
理由は後述します。
また
「ラブホテルに入るところと、出るところの写真が両方ないと証拠にならないのですよね?」
と聞かれることも、しばしばあります。
一概に両方ないといけないということはありあせん。
つまりラブホテルの証拠において「入るところがないといけない」とか「出るところがあれば大丈夫」とか、「入るところ」「出るところ」の両方が無ければいけない」ということとは少し違うのです。
必要なのは、浮気夫(妻)と相手の異性がラブホテルに「一定時間滞在していたことを証明すること」です。
滞在を証明できる証拠の一例をあげてみます。
ラブホテルに入るところの写真はないが、ラブホテル駐車場内に浮気夫の車が2時間止まっていて、ラブホテルの建物から出てきた浮気夫と相手方女性がその車に乗った証明ができる画を撮った。
この場合、2人がラブホテルに滞在していたという十分な証拠になります。
この様に、ラブホテルの証拠は「入るところ」「出るところ」の両方ないといけないというこではないのです。
もちろん、「入るところ」「出るところ」片方だけより、両方あるに越したことはありません。
ちなみに「入るところ」よりも「出るところ」のほうがより良い画が撮れる可能性が高いです。
何故なら、入るところは後ろから撮影することになり、出てくるところは前からの撮影になるからです。
つまり出るところの方が顔が撮りやすいのです。
また、「出るところ」はいくら対象者が警戒していても、「入るところ」よりも対策されにくいということも言えます。
例えば、警戒している対象者の場合、無理に「入るところ」を撮影しようとすれば、気付かれて、最悪ラブホテルに入るのをやめてしまったり、建物には入ったもののチェックインせずに出てきてしまうこともあるでしょう。
また、一旦ラブホテルの建物に入っても、チェックインせず、すぐに出てきたら、入るところと出るところの写真があっても、滞在したわけではないので、不貞の証拠にはなりません。
また、警戒してラブホテルに入るのをやめたりするなどの対策をされたら、せっかく調査をしているのに証拠を撮ることが出来なくなってしまいます。
あた、ラブホテルを出た後に、相手方の住所を判明させるために尾行する必要があるケースでは、警戒している対象者がラブホテルに入るところを無理して押さえようとして、更に警戒させてしまうと、出てからの尾行が困難になっていまいます。
ですから、警戒している対象者の場合、ラブホテルに入るところの撮影は、危険だと判断したら、あえて捨てることもあります。
危ないと思ったら「入るところ」は捨てて、「出るところ」に集中するのです。
特に、ラブホテルに行くまでの間にデートや待ち合わせなどの場面が撮れている場合は、無理をしてでも「入るところ」を撮らなければいけないということありません。
尚、お客様からよく聞かれる質問に
「もしも、ラブホテルには行ったけど、SEXはしていない」と言われたらどうするのですか?
という質問もあります。
私の知る限り、ラブホテル滞在の証拠が複数回あって、裁判で「やってない」が通った例は1つもありません。
たまに、浮気夫(妻)が「相談にのっていただけ」と苦しい言い逃れをしようとしますが、裁判では通らないということです。
当然ですが、ラブホテルは「性的行為を行うことを目的とした場所」ですから、大人の男女が2人でそこに滞在していて、そんな言い訳は通るはずがないのです。
それゆえラブホテルの証拠は、浮気(不貞)の証拠の王様なのです。