浮気調査で撮ったデートの証拠は有益？

「浮気調査をした日に、不貞行為が無かったけど、デートで手を繋いだり、キスしたりしている証拠がれた場合は意味がありますか（有益な証拠になりますか）？」

 

先日の面談でお客様から聞かれた質問ですが、たまに聞かれる質問です。

 

答えは、「有益な証拠になり得る。」です。

 

例えば・・・

 

相手方の居所に宿泊をせずに不貞行為に行っているケースです。

※長時間滞在しているが昼間、あるいは、夜間だが２，３時間しか滞在していない様なケース。

 

相手方の居所に宿泊しているケースやラブホテルに滞在していた場合、複数回の証拠があれば、私の知る限り「やってない（不貞行為が無かった）」という言い訳は、裁判で通用たことはありません

 

ところが、相手方の居所に２，3時間だけ滞在していた様なケースは、滞在していた証拠だけでは「相談に乗っていた（乗ってもらっていた）だけで不貞行為はありません。」「不倫関係は無く、ただのお友達です。」という言い訳が通ってしまう可能性があると言えます。

 

しかし、この２人がデート中に腕を組んだり、手を繋いだり、キスをしていた証拠があればどうでしょう？

 

もう「ただのお友達」という言い逃れは通らず、不倫関係にある（不貞行為があった）ことが認められるでしょう。

 

当然ですが、ただのお友達の2人は、手を繋いだり、キスをしたりはしません。

 

つまり、それをしたということは、２人がお友達よりも親密な関係にあることの証なのです。

 

そして、そんな親密な２人が、お部屋で密会している訳ですから、裁判で否認したところで、不貞な行為があったと認められる可能性が極めて高いのです。

真夜中の暗い駐車場の車中で行為をしているケースでも同じようなことが言えます。

 

また、ラブホテルに行っていても、「急に体調が悪くなって寄っただけで、彼女（彼）とは、ただの友人です。」などとアホ過ぎる言い訳をするバカもいますが、手を繋ぐキスなどの証拠もあれば、そんな馬鹿な言葉を吐くことすらできなくなるでしょう。

 

もっとも、ラブホテルの証拠があれば、手を繋いだりキスをしたりする証拠がなくても、不貞行為があったと認めてもらえるでしょうけど・・・。

 

余談ですが、ラブホテルから手を繋いで出てきたり、ラブホテルの駐車場で抱き合ってキスをしてくれたりとオプション？満載の有難い不倫カップルもいます。

 

結論、デート中の「手を繋ぐ」「腕を組む」「肩を抱く」「キスをする。」「お尻や胸を揉む」なども行為も「有益な証拠になる」ことがあると言えるのです。

 

ご参考までに・・・。