浮気調査に探偵が使用するカメラについて
2023/07/31
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浮気調査は、主に行動調査といって、尾行や張り込み等によって、調査対象者の行動を監して、それを撮影することによって、不貞行為の証拠を収集する調査です。
そこで、最も重要な役割を果たす機材の1つがカメラです。
行動調査には、色んなシチュエーションが、想定されます。
主に以下の様なシチュエーション対応できる様、我々は、様々なカメラやその関連機材を用意して調査に臨んでいます。
①遠くからの撮影
浮気調査においては、調査対象者に察知さてはいけませんから、被写体からある程度の距離をとって撮影しなければならない場面が多々あります。
尚、カメラの位置と被写体との間に障害物を挟まないように距離をとる必要がありますので、極端な距離をとることは出来ませんから、原則、極端望遠性能は不要です。
ただし、200~300m離れたところからは撮影できる機材は持っておかなければなりません。
②秘匿性を重視した撮影
上にも書いた様に、浮気調査は、調査対象者に察知されてはいけません。
しかし、被写体から距離が撮れない場合でも、カメラの存在に気付かれない様にしないといけません。
そこで、手で取る場合も、カメラを仕掛けるなどする場合も、それぞれ、小型で秘匿性を重視したカメラを用意しています。
③ガラス越しの撮影
弊社では、主に、昼間、自動車に乗車してる対象者を撮影する際に使用します。
通常のレンズですと、ガラスの反射で、車内が写りにくいのです。
そこで、ガラスの反射を抑えるフィルターを装着して撮影することがあります。
ラブホテルの証拠が撮れている場合などは、無理して車内の撮影をする必要は無いかもしれません。
しかし、パートナーが、相手方の居所等で、密会している場合は、居所等に滞在した証拠だけでは、不貞行為の証拠としては弱い可能性があります。
この様な場合には、2人が親密な関係であることを証明して、不貞行為の証拠として強いものにするために、デートの際に手を繋いだり、キスをしたりしている場面を撮影するのです。
尚、車から降りたときは、用心してなのか手を繋いだりしなくても、車の中ではイチャイチャしたり、キスをしたりする不倫カップル多いです。
特に、別れ際にキスをすることが多くねらい目です。
※フィルター無し
フィルター有り
④長時間の撮影
浮気調査をしておると、調査対象者が、ラブホテル等に宿泊してしまうこと等も多々あり、調査が調査時間に及ぶことが多々あります。
その間、カメラの電源は入れっぱなしということも珍しくありません。
カメラ本体のバッテリーだけで、7,8時間の連続駆動が可能な機種を用意しているのはもちろん、スペアのバッテリー、ポータブル電源、充電器なども携行して調査に臨んでいます。
④暗所での撮影
弊社の様な、田舎が調査現場になる場合に特に重要なのが、暗所の撮影ができる超高感度カメラです。
とにかく、田舎は、ラブホテルの駐車場だけでなく、アパート、道路など、都会に比べ、明かりが少なく暗いところが多いからです。
そこで、弊社では、超高性能な高感度カメラを準備しています。
夜の川原で撮影したサンプル画像を掲載します。
※肉眼で見た明るさに近い画像。
※下:超高感度カメラで撮影。
ちなみに、上記の画像は、超高感度カメラの感度をMAXにしてはいません。
暗めのラブホテル駐車場くらいで感度をMAXにすると、明るすぎる画像が撮れてしまいます。