こんな相談はやめて下さい
2023/06/29
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たまにですが、かなり迷惑な相談があります。
ドラマでは、探偵事務所というと、すごく暇なイメージがあるかもしれません。
しかし、弊社の場合は、とっても忙しいので、あまりにも見当違いな相談は、やめて欲しいです。
実際にあった迷惑な相談は、以下の通りです。
①自白させたい
「確実に自白する方法を教えて欲しい」
それを探偵に聞いてしまいますか?
もしもそんな方法があるなら、探偵社はこの世に存在しないかも知れません。
尚、証拠がない状態で、自白をさせようとする(問い詰める)のは、最も愚かな行為の1つです。
失敗したら、調査対象者を警戒させてしまい、証拠が撮りにくくななります。
それどころか、最悪の場合、分かれてしっまったっりしたら、証拠を押さえることが不可能となり迷宮入りです。
ちなみに、問い詰められて自白(白状)するケースは稀で、ほとんどの浮気夫(妻)は事実を認めません。
そして、迷宮入りしてしっまったら一番悔しい思いをするのは、お客様です。
ですから、
「証拠がない状態で、問い詰める(自白させようとする)のは、絶対にやめて下さい」と言しかないのです。
②加害者側からの相談
「自分が調査されているかどうか調べる方法はありませんか?」
「自分が調査されているかどうか調べて欲しい」
中には「自分を調査するのはやめろ」という電話もありあました。
「やめないなら訴える」とのことでした。
何を勘違いしているのか、弊社に調査をされていると思いこんでいる様でしたが、実際には、弊社では電話の人物を調査しておらず、全く聞いたこともない人でした。
まったく迷惑な話です。
あまりにもしつこいので、最後は「どうぞ訴えて下さい。」と言って丁重に?お電話を切らせていただきました(笑)
泥棒が警察署に電話をし、自分を捕まえるのはやめてくれないか?みたいな感じだと思うのですが、そんなことを言っていて恥ずかしいと思わないのでしょうか?
③お金がない
「お金がないから5,000円でできるプランはないか?」
ていうか、ホームページに金額を記載しているのに、なぜこの様な発想になるのでしょうか?
このケースは極端にしても、岡永無いからやすくやってくれという電話は、たまにあります。
お気持ちは分からなくはないですが、それが、まかり通るなら
私は、今すぐ、明らかに予算不足であろう貯金を握りしめて、お馬さんのマークのついた赤いクルマを売っているディーラーさんに突っ走って、これで売ってくれと懇願します(笑)
④調査の方法を教えて欲しい
「自分で調査する方法を教えて欲しい」という相談です。
ある意味では、この中では一番まともな相談かもしれません。
ただし、それは「有償で教えて欲しい」おっしゃる場合です。
大々的には宣伝していませんが、弊社は調査員の育成(探偵スクール)も業務として行っていますから、それを利用したいとおっしゃるなら、大変結構なご相談という訳です。
しかし、この人達は、調査を依頼すると高いから無料で教えてもらおうとして電話をしてこられたのです。
正直言って、耳を疑いました。
高級料亭さんに電話をして、「食べに行くと高いから、自分で作るので作り方を無料でで教えてくれ」と電話をしているのと同じです。
⑤相談だけしたい
30分以上、電話で色んな相談を受けた後、よくよく聞いてみると
「既に探偵社に依頼した調査が終わり、証拠は十分揃っている。」
そして
「弁護士に依頼して訴訟を起こした。」
更に
「調査結果や弁護士に何の不満もない」
とのことでした。
「では、私にどの様なご相談をされたいのでしょうか?」と尋ねると
「相談が無料と書いてあったので、とにかく相談だけしたい。」とのことでした。
世の中には自分の常識では計り知れない方がいらっしゃるようです。
当然ですが、弊社がお受けしている相談は原則「調査に関する相談」ですから「調査による解決を望んんでおられる方からの相談」です。
慰謝料請求についての相談もしたいということも言われましたが、既に弁護士に依頼して訴訟まで開始しているのに、弊社法務部門(TOMO法務事務所)に相談するのは、マナー違反であり弁護士の先生にも失礼だと思います。
それに、自分が反対の立場なら嫌です。
もっとも、依頼する前に複数のところに相談するのであれば、とても良いことだと思います。
最終的に
既に依頼している弁護士の先生から他に乗り換えるつもりが無いのであれば、むやみに他に相談するのは控えた方が良い旨
お悩みを聞いてもらい楽になりたいなら「カウンセラーさん」に相談されるのが適切である旨
※私はカウンセリング資格も持っていますが、弊社はカウンセリング業務は行っておりません。
をお伝えして、丁重にお電話を切らせていただきました。
お気持ちは分かりますが・・・
注:加害者側からの相談は除く
弊社スタッフは私も含め、限られた時間の中で、休みもあまり取れず、頑張っています。
ですから、出来るだけ「既にご依頼頂いているお客様」や「調査による解決を望んでおられるお客様」の為に、限られた時間と労力を最大限使いたいと思っています。
もちろん、ご相談やお見積の結果、ご依頼にならなくても、相談者様の幸せを心より願っています。
ただし、あまりに常識の枠を外れたご相談はご遠慮頂きたいと思います。