天使に見えた?見えないでしょ!?
2023/06/30
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客様からたまに
「報告書を見てショックを受けて泣き出したりする人っていませんか?」
と聞かれることがたまにあります。
ありますが、非常に稀です。
むしろ、ご報告の時は、ほとんどの方が、最初にお会いした時より穏やかな表情で来られ、報告書をご覧になると安堵されたご様子になられます。
実は、とても嬉しそうな表情をされるかたも少なくありません。
意外な事のようですが、良く考えてみると理由がわかるかもしれません。
初めて事務所に来られた時は、多くの方が、事実は分かっているのに、証拠がなく、何もできない状態で悩んでおられます。
そして、探偵に依頼して、本当に証拠が撮れるのだろうか?いったい料金はいくらかかるのだろうか?という不安もあることでしょう。
しかし、ご報告の時は、証拠が撮れたときです。
証拠を押さえたことにより優位に立つことができあすから、安心されるのです。
あるお客様(以下「K様」と言います)も、報告書をご覧になり、とても安心されたご様子でした。
実はK様、夫と3年近く別居状態が続いていまいしたが、中々行動に移せず、ずっと悩んでおられ、一大決心?をされて弁護士に相談に行ったところ、証拠がないと厳しいと言われて、弊社に浮気調査を依頼するという経緯でした。
3年間のモヤモヤが一気に晴れのです。
そして、報告の際に色々とお話を聞かせて頂くことが出来ました。
K様は、弊社に電話される前に、実は他の探偵社2社に電話されていたそうです。
1社目にかけたのは、女性がやっている探偵社で、口コミがとても良かったからかけたそうです。
電話に出た女性は
「何で今頃になって電話してきたの?」
「3年も別居していて今更どうするつもり?」
「解決する気あるの?」
などと、かなりきつい口調で、言われたそうです。
野田:「もしかして、岐阜●●●●●ですか?」
K様:「そうです。」
野田:「ホームページに顔写真が載っていますけど、あの顔を見て、よく電話する気になりましたね。」
K様:「今から考えると・・・。でもクチコミはすごく良かったですよ。」
野田:「・・・・・。Kさん、あそこのクチコミよく読みましたか?内容が怪しいですよ。知り合いとかに頼んで適当に書いてもらったみたいな内容です。」
K様:「そっか。そうですよね。」
2社目は、巷では高額で有名な探偵社のフランチャイズ店に電話をされたそうです。
男性が、電話にでて、ねほりはほり聞かれたそうですが、聞かれた内容を聞いてびっくりでした。
夫との夫婦生活の回数や、性癖、その他もろもろ、調査に必要な話では無く、完全にエロ話ばかりだったそうで、気持ち悪くなって電話を切ったそうです。
野田:「それ、興味本位というか、多分、エ趣味で聞いています。」
そして、3社目に電話したのが弊社だそうです。
K様:「ひどい目にあって泣きそうになりながら電話したら、丁寧にしっかり相談にのってくれて、野田さんが天使に見えました!」
野田:「電話だから見えないんですよね。」←私、たまに空気が読めません(笑)
話は変わりますが、実は、K様の案件は、調査をするにあたって、かなり状況が悪く、非常に難度の高い調査であることが予想されました。
実際にすごく大変でした。
きっと、1社目にかけた探偵社は、依頼を受けたくなかったのだと思います。(
それに加え、3年の別居期間という「婚姻が破綻していた」と主張されやすい状態であることから、慰謝料請求などがうまくいかなかったら面倒な話になるのを恐れていたのかも知れません。
しかし、野田は、K様に別居に至った理由、3年間の別居の状況、現在に至るまでの経緯などを伺ったところ、婚姻が破綻していたと認められるとは考えにくい状況で、先にK様が相談された弁護士の先生とも、私の見解が一致していたので、別居以外にも、調査をするにあたっての状況も良くなかったものの、調査をお受けすることにした次第です。
しっかり話を聞けばわかることですが、もしかしたら、知識が不足していたのおか、調査をする自信がなかったのか・・・。
2件目に電話した探偵社の男性(おっさん)は、興味本位だったとしか思えません。
弊社からすれば、こお2人は「良い仕事をしてくれた」のですが・・・。
もしも、まともな対応されていたら、K様はそこで依頼して、弊社には電話してこられなかったわけですから・・・。
それに、ポンコツさんお2人とお話しをした後だから、K様は私の対応をより良く感じて頂けたのかも知れません。