浮気の証拠とは
2023/04/25
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□浮気の証拠とは
浮気(肉体関係を伴う)のことを法律用語では、不貞行為と言います。
不貞行為は、厳密に言うと
「配偶者のあるものが、その自由の意思をもって、配偶者以外の異性と性的行為を行うこと」
です。
つまり、性的関係があったことが証明できるものが、浮気の証拠と言うことです。
ここでいう浮気の証拠とは「不貞行為」、簡単に言うと「肉体関係があった事」の証拠です。
□具体的にはどんな事が証拠になるの?
浮気の証拠の王様は、何といってもラブホテルに滞在した証拠です。
当然ですが、これがあれば、裁判ではやっていないと言っても通用しません。
シティホテルやマンション等の場合も一緒に宿泊したことが分かる証拠が撮れれば大丈夫です。
昼間に相手の住居などに、数時間滞在しただけの場合でも、2人が親密な関係であることが証明できれば、不貞行為の証拠として認められます。
例えば、キス、腕を組む、手を繋ぐなどの行為を撮影する。親密な関係が伺えるLINEやメールの証拠がある。などです。
□どれくらいの回数が必要なの?
当然、1回でも不貞行為には変わりありませんが、1回の不貞行為があっただけでは離婚は認められない様で、不貞行為を理由に離婚を求める場合は「継続的に不貞行為が行われていた事」を証明する必要があります。
もし、不貞行為を理由に離婚請求(離婚してくれという事)、またそれに対する慰謝料を請求するのであれば、ラブホテルへの出入りでも、一般的は2~3回分の証拠が必要とされています。
□調査の証拠が1回だけだったら駄目なの?
例えば、予算がなくて、探偵に依頼してラブホテル滞在の証拠を1回だけ、撮ってもらったとします。
この場合、LINEやメールなどから、継続性が用証明証拠を確保することができれば、大丈夫です。
尚、証拠が十分なもななのか否かは、ご自身で判断せず、専門家にご相談されることをおすすめします。