本当にあった嘘の様な失敗談
メールと自供だけでは男性相談者様(夫)が原告(訴えた側)となった事例です。
※当事務所に相談にいらっしゃった時はすでに裁判中のため、浮気調査はできませんでした。
- 夫が妻の行動を怪しいと思い、妻の入浴中に携帯電話のロックを解除し保存。メールの内容によって妻の不貞行為発覚。「次はTバックの下着を付けてきて」などの露骨な内容も・・・。
- 夫が問い詰めたところ、奥様は不貞行為があったことを認めて、夫に泣いて謝罪。(メールの内容を問い詰めて認めるケースは珍しい)
- 浮気相手の男性(既婚者)は不貞行為の事実を認めず、最終的に裁判に。
- 裁判でも被告(浮気相手の男性)は不貞行為を認めず。性的関係は全く無く、あくまで恋愛ごっこをしていただけだと主張。
- 被告の主張は、証拠の携帯メールはについて、恋愛ごっこをしていただけで、あくまでメール上でだけの出来事であって、実際に肉体関係は無いと不貞行為の事実を否定。
驚くべき事に、裁判で原告の主張(不貞行為があったこと)は認められなかったそうです。
配偶者の浮気を確信してしまうと、穏やかでいられない気持ちはわかりまが、グッとこらえしっかり証拠を押さえてから動けばこの様な結末にはならなかったでしょう。
やっちゃいましたね
ある浮気調査中の出来事です。
依頼者様である夫(以下 夫)と調査対象者になった妻(以下 妻)の間でこんなやりとりがあったそうです。
夫:「おまえ、今日○時頃、□□□に居ただろ?」
妻:「そんな所に居るわけがないじゃん。居たとしても何であなたが知ってるの?」
夫:「嘘つくな。俺は偶然そこを通ったんだ。」
※依頼者様の仕事は内勤、しかも偶然通る様な場所ではない。
~中間省略~
妻:「行ってないって言っているでしょ。しつこいねぇ、気持ち悪い。いい加減にして。」とお怒り。
~中間省略~
依頼者様:「嘘つくなっ」「俺は探偵に依頼て全部知っとるんだわ!」
この事件で即、調査は査終了し続行不可能になりました。
依頼者様は中間報告を強く望まれる方で、当事務所は毎日中間報告をしていました。そして中間報告で聞いたことを伝えてしまい、妻に嘘をつかれた挙句、逆ギレされてしまい、浮気調査を依頼したことを言ってしまったのです。
※余談ですが男性の依頼者は中間報告をすると何らかの行動を起こいてしまわれる方が多いのでできれば男性の依頼者様には中間報告をしたくありません。
その後、依頼者様は自分で調査を試みたものすぐにバレて失敗。
あたりまえですが・・・。
調査から1週間後、「どうしても、続きをやって欲しい」と依頼者様に泣きつかれて、渋々やることになりました。
※調査されていることを知っている対象者の調査は極めて困難であり通常は不可能です。
結果は、この状況の中、完璧な証拠を3回頂いくというミラクルが起こりました。
しかし、もう、こんな調査は懲り懲りです。
調査費用は通常の2倍近く頂きましたが、調査人員や経費等に掛かった費用はそれ以上(通常の3倍以上)
そして
対象者達の異常な警戒ぶりに神経を擦らしながら
絶対に証拠をとらねばというプレッシャーに耐え
2ヶ月近い間、休みは1日も無し
挙句の果てに危うく赤字になるところでした。
私からのお願いです。
探偵に調査を依頼した以上、黙ってこっそり結果を待って下さい。
浮気調査のお金なんてできれば使わないに越したことがないお金です。
こっそりと警戒されないように依頼して、調査費用はなるべく節約してください。
電話しちゃダメだってば
ある浮気調査の調査開始後5日目の出来事です。
それまで、調査対象者(依頼者の妻)に目立った動きは無く、この日、調査対象者(以下女)と浮気相手浮気相手と思われる男性(以下 男)とが調査開始後はじめて接触したのです。
そして、待ち合わせの場所である某娯楽施設の駐車場で男は、その駐車場にとまっているクルマの中を1台1台覗き込むという暴挙に出たのです。
それまで私は調査対象者達に姿もクルマも1度も見られていないのに何とも不可解な行動です。
その中の1台に私は乗っていましたが、幸い探偵とは気づかなかった様です。
この後、別のスタッフに追跡を任せて私は念のため車両を変えて再び合流しました。
その後、対象者たちは、あるショッピングセンターに女のクルマを置き、男のクルマでラブホテルに行きました。
私が撮影をする為にラブホテル駐車場に入った瞬間、何と対象者たちは慌てて出て行ってしまい撮影どころではありませんでした。
調査終了後から分かったことですが・・・。
この浮気調査の依頼者様は、リアルタイムでの中間報告(通常は行いません)をどうしてもと、強く望まれる方でしたので絶対に余計な事をしないという約束でライアルタイムで女の動きを報告しました。
そして、何と驚くことに、この方はそのリアルタイムの報告毎に奥様に「どこ居るんだ」と電話をしていたそうです。
そして、対象者たちは夫が会社を休んであとをつけているのではないかと疑ってそのような行動をとったそうです。
ちなみに、ラブホテルでは、私に気づいていなかったとのことです。
依頼者様が自分自身で証拠をとるチャンスをぶち壊してしまったのです。
男性の方はどうしても我慢できないみたいです。
中には仕事中に調査中のラブホテルまできてしまった男性依頼者様もいらっしゃいます。
この一件があって以降、リアルタイムの報告はご容赦させて頂いております。
友人と一緒に浮気調査
ウソの様なお話ですが、自分で浮気調査をしてしまい、失敗して最悪な状況になってしまってから相談にいらっしゃる方がちょくちょくいらっしゃいます。
一例をご紹介致します。
ある男性相談者様のお話ですが、携帯電話のメールから奥様の浮気を確信したそうですが、そのメール等の内容を伺ったところ私の判断でも間違いなくクロでした。
その相談者様は、奥様の浮気の証拠を押さえようとし友人と2人で浮気調査?を行ったそうです。
さて、何日か調査?をしているうちに、奥様と浮気相手と思われる男(以下 男)が接触した。
男が路上駐車した自分のクルマの中で奥様とおしゃべりをしているところに、友人のいかつい高級車(相談者様と友人が乗っている)のクルマを横付け。
そして、友人の顔はかなりのコワモテらしく、完全にそのスジの人に見えるらしい。
こともあろうに、男をクルマから引きずりおろし、大声で怒鳴りちらした。
男性はビビリまくって、「絶対に肉体関係は無い」の一点張り。
相談者様いわく絶対白状すると思ったらしいですが、私から見たらあたりまえの結果です。
ラブホから出て来たところならまだ良かったかも知れませんが・・・。
浮気調査は対象者達にバレない様に行うことが重要なのですが、証拠を押さえる前に、自ら対象者達の前に出て行ってしまったのではお話になりません。
この相談者様は奥様と別れる事は考えていなかったのですが、上司という立場を利用してパート勤めの奥様に手を出した男だけは、どうしても許せず、慰謝料をとることと、男が会社をクビになるように仕向けることで会的制裁をくわえたいと考えていた様です。
この事件の後、奥様の行動に怪しい節が無くなっていたので調査は不可能(調査をする必要なし)と判断し行いませんでした。
もしかしたら、この事件により奥様と男は切れたかもしれませんが、真相は闇の中となってしまいました。
メールの内容では間違いなくクロだったのに、男に制裁を加えることが出来ず、相談者様はとても悔しがっていらっしゃいました。
詳しくは書けないのですが、状況から判断すると、こんなことをする前であれば、簡単に証拠がとれる様な状況でしたので非常に残念です。