同居と別居、浮気調査はどちらが有利!?
2023/06/09
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同居している配偶者と別居中の配偶者の浮気調査では、どちらが有利なのでしょうか?
答えは、同居している配偶者の調査が有利なことが多いです。
別居後の方が、調査において不利であることが多いです。
理由は以下の通りです。
【別居だと調査対象者の情報が不足する】
1.調査対象者の居所(住んでいる場所)が分からない(もしくは実際には聞いた情報と違う)と、そこを探すことから始める必要がある。ちなみに、実家に住むと言って出て行ったが、実際は実家に住んでいなかったというケースが目立ちます。
2.同居している場合は、勤務日や帰宅時間、休日などの情報が分かり安いが、別居している場合はこれらの情報が得られない。つまり、調査日を絞り込むにあたって不利になる。ちなみに同居していれば少なくとも一緒にいる時間は除外できる。
3.クルマを替えていたりしている場合(別居期間が比較的長期に及んでいる場合が多い)は、車両判明までの調査が余分にかかることがある。
【有利な場合もある】
別居をいいことに毎日の様に密会したり、不倫相手と同棲を始めてしまっている様なケースでは、
【調査という観点以外でも別居は不利になることがある】
別居が長期に及ぶと、裁判で、婚姻関係が破綻していたとされ慰謝料請求が認められなかったり、離婚したくないと思っていても、離婚が認められてしまったりすることがある。
【どうしたら良い】
1.怪しいと思ったら、すぐに(できれば同居しているうちに)調査をする。
2.別居に至ってしまっているならなるべく早く調査をする。
3.別居期間が長期に及んでいる場合は、調査する前に専門家(弁護士等)の意見も聞く。
とりあえず、私の知る範囲では、半年や1年別居してるという理由だけで破綻とみなされたケースは聞かないですが、最近は昔に比べ破綻と認めるハードルが下げっているみたいですので、別居中に至ってしまった方はすぐに調査をすることをおすすめします。