浮気の証拠が欲しかったら絶対にやってはいけない行為
2023/07/08
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浮気の証拠が欲しかったら
絶対に、
証拠がない状態で浮気夫(妻)を問い詰めてはいけません。
いけない理由は主に以下の5つです。
①そもそも白状なんてしない
普通に考えれば分かることですが、証拠も無いのに自白なってしません。
そして、浮気夫(妻)は、カマをかけたりしたくらいでは、滅多に引っ掛かりません。
中には、質の悪い浮気夫(妻)いて、裁判で勝てる証拠があっても「やってない」と言い張る人もいます。
ですから、証拠もないのに、カマをかけたり、自身が確信するには足りる程度の情報チラつかせたくらいでは自白なんてしません。
証拠がない状態で、問い詰めたところで、浮気夫(妻)は、白状しないのです。
つまり、ほとんどのケースは、失敗に終わるということです。
②白状させたところで証拠にならないことがある
浮気夫(妻)本人に対しての場合はともかく、相手女性(男性)に慰謝料を請求するにあたって、浮気夫(妻)の自白のみの証拠では、裁判所が認めない可能性が高いと言えます。
もしも、配偶者の自白のみで証拠として認めるとなると、例えば、夫Aと妻Bが共謀すれば、妻Bが自白したことにして夫Aが、無実の男性に慰謝料を請求することが可能になってしまうからです。
いわゆる「美人局(つつもたせ)」的なことができてしまうことになるのです。
ですから、配偶者の自白だけでは、裁判所は認めない可能性が高いのです。
従って、配偶者の自白以外に、少なくとも「妻BとC男が親密な関係であったこと等を証することができる何らかの証拠」が必要だということです。
③証拠を押さえることが難しくなる
当然ですが、浮気を問い詰められた浮気夫(妻)は、極度に警戒します。
警戒した浮気夫(妻)には、主に以下の2つの傾向が現れます。
・会う回数を減らしたりしばらく会わない様にして密会日を特定されにくい様にする。
・密会する際は、後ろを気にする、行動パターンを変えるなどして、尾行その他、調査に対して対策をする。
つまり・・・
浮気調査をした日が空振りになる可能性が高くなる
調査をした日に密会したとしても証拠が撮りにくくなる
なのどの弊害が生ずるのです。
※空振り:浮気調査をした日に調査対象者が不倫相手と密会しないこと。
そうなってしまえば、必然的に調査の期間が長くなるなどして、費用が多くかかってしまうことがあります。
④証拠獲得が不可能になる
問い詰めた後、しばらく会わなくなってしまったケースではその間に調査をしても、証拠が撮れません。
そして、問い詰められたのを機に別れてしまったら、証拠を撮ることは、永久に不可能です。
つまり「迷宮入り」ということです。
⑤夫婦の仲がギクシャクする
問い詰められた浮気夫(妻)は、探られたくない腹を探られ、痛いところ突っつかれたわけですから、その多くが、自身を正当化するためになのか、逆ギレしたりき態度が悪くなったりします。
「何もしていないのに、あらぬ疑いをかけられて、我慢ならん。」という体なのでしょう。
中には、「俺(私)のことを信じれない人とは、もう一緒に居られない」と言って、家を出た入ったり、離婚を求めてきたりした、ありえない逆ギレをしてきたケースもありました。
つまり
「証拠を押さえる前に、浮気夫(妻)を問い詰める」行為は
愚の骨頂ということです。
もしも、あなたが
浮気夫(妻)が認めなくても
調査代金がどれだけ高くついても
お金を書けただけで証拠が出なくても
慰謝料が獲得できなくても
夫婦仲が険悪になっても
ノープロブレム!
とおっしゃるなら、私は止めはしません。
どうぞ、証拠無しで問い詰めて下さい。
しかし・・・
・なるべく早く安く確実な証拠が欲しい
・慰謝料の獲得や離婚等を有利にすすめたい
・浮気夫(妻)に逆ギレや言いたい放題されるのは嫌だ
と思うのであれば、問い詰める前に、専門家に相談することをおすすめします。
くれぐれも、問い詰めて失敗して、どうしようもない状態にしてしまった後に、
探偵社を訪れて
お金が無いから安く証拠を撮って欲しい
精神的に辛いのですぐに証拠を撮って欲しい
プロなんだから確実に証拠を撮ってくれるよね
などと・・・
無茶をおっしゃらない様にして下さい。