離婚調停の闇
2023/04/26
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ある浮気調査の依頼者様(20代、女性)から伺ったお話です。
2回目の調停が終った段階で、依頼者様にお話を伺ったときは、調停委員も公平で客観的な視点にたってくれていている感じでした。
浮気(不貞)の証拠はある、相手は暴力夫、しかもこの依頼者様は、そんな状況でも、かなり条件を譲歩しているので、調停委員さんも話をまとめやすい状況です。
ところが、3回目の調停で、事件が起こったのです。
相手方が弁護士をつけてきたのです。
そしたら、調停委員の態度が180度か変わってしまったそうなのです。
今までは客観的な立場に立ってで公平な意見を述べていた調停委員が、夫が「慰謝料を払わない」と無茶苦茶なことを言っているにもかかわらず、屁理屈をこねながら「あなたが、妥協しないと、まとまる話もまとまらない。」などと、いきなり手のひらを返して妻側を説得しはじめたのです。
職業柄、色んなケースの相談を受けている私から見ても、依頼者様は、初めからかなり譲歩しているのですが・・・。
仕方なくこちら側も弁護士の先生を紹介させて頂き、依頼することにしました。
確かに今までも
「説得しやすい(おとなしい)方を説得する」
「弁護士がついたとたん態度が豹変した。」
「知識がない。」
「年配の方が多く、話が通じない。」
「終始、私の胸ばかり見ていた」
などと、調停委員に対してあまり良いうわさは耳にしていませんでしたが、まさか現実だったとは・・・。
調停は、あまりお金をかけずに、公平な(客観的視点にたった)お話合いが出来る場所のはずでは?
非常に憤りを感じる出来事でした。